南米のパリ ブエノスアイレス。

  • 2012/05/23(水) 16:19:07

南米の中でもアート・音楽ともに一級品のブエノスアイレス。南米のパリ言われるだけあり、街並みはヨーロッパ、歩く人の格好もさり気ないお洒落使い。カフェが溢れ、ワインが美味く、人々は週末となると夜遅くまで芸術や音楽を楽しむ。

ブエノスアイレスといえば「タンゴ」だが、ありふれた場末の酒飲み音楽だった「タンゴ」をジャズを取り入れ、芸術的な音楽まで昇華させたのが、かの有名な「アストル・ピアソラ」



このフレーズは聞いたことがある人が多いのでは。

そのピアソラの孫が今現在ドラマーとして活躍中。escalandrumといバンドでタンゴとジャズを織り交ぜ新世代ならではの実験的かつユニークな演奏を展開しているのだが、丁度平日の水曜日ブエノスアイレスの「Thelonious」でライブがあったのでいってみた。

夕食の時間が9時以降が当たり前の国アルゼンチンでは、平日でも開場が9時、開演が10時だ。平日にも関わらず、会場はすべて埋まっており、予約していたのでステージも良く見えるところでスタンバイ。
今回のライブはトリオでのライブ。ピアソラの孫ピピ・ピアソラはドラム、Lucio Barduiniギター、そしてテナーサックスdamian fogielの3人。

この「Thelonious」、ジャズの中でもフリー的な要素の強い、Thelonious monkから名前をつけただけあって、来てる客層も幅広く、音楽マニアな層から、ワインを楽しみにきた人までいろいろだが、演奏が始まると一斉に音の旅に引き込まれていった。なかでも印象的なのが最初のメンバー紹介を終え、曲目を紹介した後、ピピが「それでは50分後にまたお会いしましょう」と。

その50分間の間は、おまかな曲のながれを保ちつつも、ジャズ本来のインプロ存分に発揮し、鬼気迫る演奏を繰り広げていた。もうなんだかお孫さんを見に来た理由が申し訳ないくらい、素晴らしい演奏だった。
ギターもエフェクターを駆使し、空間系のディレイなどで音の渦を表現してみたり、息のぴったりの演奏で、飽きることなく50分が過ぎていった。

15分ほどインターバルを挟み、30分ほどセッションを再開するも、また音を楽しみ、見事に奏でていたのが印象的だった。
これからの彼の活躍は楽しみなひとり。

彼の99年からスタートしたバンドEscalandrumも素晴らしい!


Escalandrum-Piazzolla Plays PiazzollaEscalandrum-Piazzolla Plays Piazzolla
(2011/04/15)
Astor Piazzolla

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