時限爆弾

  • 2012/05/28(月) 13:52:12

ブエノスアイレス生活もはや20日近くなってきた。南米の中でも芸術性高いこの町は音もいい音がある。
ブエノスアイレスの毎週月曜夜に行われるパーカッション軍団のライブは2006年ciudad cultural de Konexという多目的文化施設で結成され、早6年毎週1500人くらいは入れるだろう、施設を月曜なのに関係なく沸かし続け、とうとう月曜の彼らのライブはブエノスアイレスの生活の一部となりつつある。

当初は300人くらいのお客だったのが、口コミで広がり、今では1000人規模。
そんな彼らのライブがバンド結成6周年を祝したスペシャルコンサートが、アルゼンチンの最も重要な休日「革命記念日」
に渡って2日間、彼らのホームkonexで行われた。



会場オープンは12時半、そしてオールマイティーにグルーヴ感をだしたDJ Simja Dujov、水の50リットルの容器を太鼓代わりに、歌って踊る男性ユニット(笑)ELEMENTAL、他にも6周年のお祝いをしにゾクゾクとアーチストが客演した。

特筆は15名近くの大所帯の太鼓軍団をクラシックの指揮者のように指揮し、観客、フロアーをすべて巻き込んだ一大スペクタクルな演奏だ。


こういうバンドは生で見るに限る。音のなり方と会場の雰囲気を変えれる魔法を知ってるアーチスト達だった。

EstallaEstalla
(2009/11/19)
Bomba Estereo

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南米のパリ ブエノスアイレス。

  • 2012/05/23(水) 16:19:07

南米の中でもアート・音楽ともに一級品のブエノスアイレス。南米のパリ言われるだけあり、街並みはヨーロッパ、歩く人の格好もさり気ないお洒落使い。カフェが溢れ、ワインが美味く、人々は週末となると夜遅くまで芸術や音楽を楽しむ。

ブエノスアイレスといえば「タンゴ」だが、ありふれた場末の酒飲み音楽だった「タンゴ」をジャズを取り入れ、芸術的な音楽まで昇華させたのが、かの有名な「アストル・ピアソラ」



このフレーズは聞いたことがある人が多いのでは。

そのピアソラの孫が今現在ドラマーとして活躍中。escalandrumといバンドでタンゴとジャズを織り交ぜ新世代ならではの実験的かつユニークな演奏を展開しているのだが、丁度平日の水曜日ブエノスアイレスの「Thelonious」でライブがあったのでいってみた。

夕食の時間が9時以降が当たり前の国アルゼンチンでは、平日でも開場が9時、開演が10時だ。平日にも関わらず、会場はすべて埋まっており、予約していたのでステージも良く見えるところでスタンバイ。
今回のライブはトリオでのライブ。ピアソラの孫ピピ・ピアソラはドラム、Lucio Barduiniギター、そしてテナーサックスdamian fogielの3人。

この「Thelonious」、ジャズの中でもフリー的な要素の強い、Thelonious monkから名前をつけただけあって、来てる客層も幅広く、音楽マニアな層から、ワインを楽しみにきた人までいろいろだが、演奏が始まると一斉に音の旅に引き込まれていった。なかでも印象的なのが最初のメンバー紹介を終え、曲目を紹介した後、ピピが「それでは50分後にまたお会いしましょう」と。

その50分間の間は、おまかな曲のながれを保ちつつも、ジャズ本来のインプロ存分に発揮し、鬼気迫る演奏を繰り広げていた。もうなんだかお孫さんを見に来た理由が申し訳ないくらい、素晴らしい演奏だった。
ギターもエフェクターを駆使し、空間系のディレイなどで音の渦を表現してみたり、息のぴったりの演奏で、飽きることなく50分が過ぎていった。

15分ほどインターバルを挟み、30分ほどセッションを再開するも、また音を楽しみ、見事に奏でていたのが印象的だった。
これからの彼の活躍は楽しみなひとり。

彼の99年からスタートしたバンドEscalandrumも素晴らしい!


Escalandrum-Piazzolla Plays PiazzollaEscalandrum-Piazzolla Plays Piazzolla
(2011/04/15)
Astor Piazzolla

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憧れの地 パタゴニア

  • 2012/05/19(土) 14:24:16

山好きにはたまらない魅力溢れるパタゴニア。チリサイドのパタゴニアをたっぷりと旅してきた。
大味のアルゼンチンと繊細で緑豊かなチリサイドの両面を楽しんできたが、ここパタゴニアも世界的なグローバリゼーション、キャピタリズム、環境問題の問題を抱えている土地だった。


チリのパタゴニアを旅すると道や町中に張られているステッカーに気付く。「PATAGONIA SIN REPRESASパタゴニアにはダムはいらない!」と。
世界でも有数の美しい川を誇るチリパタゴニアは国にとっては有数のエネルギーになりえるオイシイ土地。だがパタゴニアンは電気も無駄使いせず、今でも薪で料理をし、暖をとる。
そのダムを開発しようとしてるのは、スペインやイタリアの電気会社、他の南米の国と変わらず、公共エネルギーや電話会社などはすべて西欧の企業が牛耳っている。チリ政府はノー言えず、国営会社を他国に売ってしまう。
そして、このダムで必要とされる電力はチリ北部の鉱山採掘に使われるのだ。この採掘はチリにとって大きな財源であり、採掘会社には日本の会社も名を連なっている。

間接的ではあるが、日本もパタゴニアの自然を壊す一役を担っているともいえる。

15歳のチリパタゴニアのコクラネのアーチストも、育った川にダムを作らないでくれと訴えている。


チリパタゴニアに住む彼らは、遠い首都サンチアゴにおいても抗議活動を行うが、首都は遠く、意見はなかなか通らない、そのためアイゼン地方では道を封鎖し、抗議活動を行っていた。
こういうニュースはあまり世界的にも知られていないのが現状だ。

北アメリカのアラスカなどN豊かな自然でも同じ現状があったが、守りきれなかった悔いもあったのか、ノースフェイス・パタゴニアの社長はチリパタゴニアの土地を買い取り、独自で自然を守る活動を始めている。
その模様を伝えるのがこのドキュメンタリーだ。

 「180’south」 


アウトドア用品のパタゴニアとノースフェイスの創始者を交えたドキュメンタリー。

ある意味、コレだけの美しい自然が残っているところは本当にわずか。
この自然を守れるのか、守れないかで、人間の行く末を左右するのではないでしょうか。

ワンエイティ・サウス 180°SOUTH [DVD]ワンエイティ・サウス 180°SOUTH [DVD]
(2011/07/06)
イヴォン・シュイナード、ダグ・トンプキンス 他

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南北縦断チリ 民族編

  • 2012/05/14(月) 15:10:23

南米の中では経済的にも安定し、アルゼンチンとならび南米のヨーロッパと言われるチリ。南北に細長いチリは、地形的にも火山や地震が多く、津波もあるので、日本の福島のことを良く聞かれた。そしてみんな心配してくれている。

あんまり民族色の少ないチリだが、歴史的にスペインの植民地化に抵抗し続け、今でも山や地方に住んでいる民族がいる。
「マプチェ」だ。スペインに追われ、南部チリ、パタゴニアに程近いエリアに多くいて、今でも伝統を守り暮らしているが、サンチアゴを中心とした、キャピタリズムの歪に追いやられ、なかなか意見が都市には届かず、都市との生活水準の差は広まるばかりだ。

そんな彼らの独特の音楽を聴いてみよう。


太鼓を中心とした民族色濃い音楽を展開するが、この子守唄は穏やかさのなかに芯の強さを感じる。

Plata: Canciones De Origen MapuchePlata: Canciones De Origen Mapuche
(2000/07/18)
Beatriz Pichi Malen

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