マリの伝統楽器 21弦のコラ奏者

  • 2011/06/07(火) 07:43:29

マリ帝国時代から 歴史や物語を伝える役目、伝承人として存在していたグリオ。
今現在 モダンミュージックとの融合も進み、世界中の音楽好きには、たまらないアーチストが多いマリ。

日本でもなじみのあるジャンベはもちろん、21弦の弦楽器コラが、特に美しい音色を奏で乾いた空気によく合う。
kalabashというひょうたんをくりぬき、21本の弦を響かせる。

ニジェール川のほとりの町セグーにて、コラを中心とした演奏を聴くことが出来た。



場所はセグー中心地のバーで、その名も「KORA Bar」週末の木曜から土曜の毎晩演奏される。チャージはなしで、ドリンクを頼む。
席に着くと、やたら愛想のよい「自称オーナー」がサービスしてくれるのだが、どう見ても普通のおっさん。
そんな彼が、コラやマリの音楽についていろいろと説明してくれた。

コラ奏者、タムタム、ジャンベ、カラバス、タマニのバンド編成で、出だしは
徐々に各々の音を織り交ぜながらのインプロを聞かせ、期待したのもつかの間。
気づいたらヴォーカル登場。 しかも前日に違うところで見た、同じヴォーカル。(笑)

一曲終わると、すぐにヴォーカルがよってきて「昨夜も来てくれたよね」と。
「たまたまなんです」とは言えず。言葉を濁す。あまり大きな街ではないので、ミュージシャンも掛け持ちか。

またそのヴォーカルは、コブシ効かせるタイプで、この繊細なコラの音に、まったく合わない(笑)
これもアフリカ的ではあるのだが、マリは特に抜けきらない、グルーヴ感が渦を巻いてるだけで、ちっとも昇華しない演奏ばかりだった。

代表的なコラ奏者はグラミー賞を2回も取っているToumani Diabate、71代目の正真正銘のグリオだ。

Ali & ToumaniAli & Toumani
(2010/02/23)
Ali Farka Toure、Toumani Diabate 他

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マリ ここは音楽の国。 Amadou & Mariam

  • 2011/06/05(日) 07:05:01

西アフリカの中でも、文化、音楽的にも異彩を放っているのがマリ共和国。

少しずつ小出しにしていきます~。

まず 盲目デュオの Amadou & Mariam


http://www.amadou-mariam.com/

マリ南部のシカッソ出身の彼ら。
80年代~90年代ではマリのブルースをプレイしていたが、
マリの伝統的な音楽にロックギター、シリアのヴァイオリン、キューバのトランペット、エジプトのネイ、インドのタブラ、そしてマリのドゴン族のパーカッションを織り交ぜた独自のスタイル「アフロブルース」を確立。

世界中の癖のある楽器をごちゃ混ぜにしながらも、ポップに仕上げた感じは、そう あのManu chaoにも通じるものが。
そしてManu chao からの逆オファーを受け共演。 世界中でもヒットした。


henrik schwarzのリミックスも面白い。


そんな彼らは U2のアフリカツアーのサポートやフェスティバルに引っ張りだこ。

マリのニジェール川のほとりの町セグーで毎年行われている
http://www.festivalsegou.org/
にも出演している。

 (そのセグーでのニジェール川に落ちる夕日。 夕日タイムには人々が川で洗濯したり、お風呂代わりに身体を洗ったり、釣りしたりしていた。)

盲目とか、第3者は勝手にハンディーキャップと考えてしまうのが、馬鹿馬鹿しいほど、素晴らしい音楽。

音を存分に楽しんでいる彼らの姿勢は、力強い。

Dimanche a BamakoDimanche a Bamako
(2005/08/02)
Amadou & Mariam

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